『時間はなぜ取り戻せないのか』橋元淳一郎著 '10/1/11、PHP研究所、800円 ISBN-13: 978-4569775647 誰でも一度は「過去に戻りたい」「時間よ止まれ」「未来を知りたい」などと夢想したことはないだろうか? だが、考えてみれば、当たり前のように流れるこの時間は、いつ、どこで、どのように始まったのだろうか? そもそも、我々の目に見えない<時間>とは一体何なのか? 時間の謎は、物理法則だけでは解き明かせない。くしくも、カントが「時間は内観の形式である」と述べているように、その鍵はなんと生命の<意思>にあり、「意思とは何か?」を追究していく先に答えは存在する。むろん実証されたわけではない。あくまで仮説である。そんなことが科学的にいえるかどうか考えながら読み進めていただければ幸いである。 |
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『時空と生命 物理学思考で読み解く主体と世界』橋元淳一郎著、タケウマカバーイラスト '09/12/1、技術評論社、1380円 ISBN-13: 978-4774140421 私とは何か。時間とは、空間とは……。これらは、古来、哲学者たちが何千年もの間考え続けてきた謎である。本書では、これらの謎に迫るべく、時間・空間・生命の関係を、物理学、生命科学、哲学の知見からときほぐしていく |
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『0と1から意識は生まれるか――意識・時間・実在をめぐるハッシー式思考実験』 橋元淳一郎著、ワタナベケンイチカバーイラスト '09/10/25、ハヤカワ文庫NF、760円 ISBN-13: 978-4150503604 超高性能コンピュータがあれば、プログラムで「心」を創れるか? なぜ時間は過去から未来に流れるの? そもそも時間って「実在」するの?既存の科学の枠を越えた世界を垣間見られる、面白すぎて目からウロコの極上科学漫才!(SFマガジン連載の『われ思うゆえに思考実験あり』改題) |
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『時間はどこで生まれるか』 2006年12月19日刊、集英社新書、660円 1,なぜ今、時間論なのか 2,相対論的時間と時間性 3,量子論における時間の非実在性 4,時間を逆行する反粒子 5,マクロの世界を支配するエントロピーの法則 6,主観的時間の創造 7,時間の創造は宇宙の創造である |
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『神の仕掛けた玩具』橋元淳一郎著、小阪淳カバー 2006年6月1日刊、講談社、2600円 ISBN4-06-154291-5 収録短篇および粗筋は、「アニマ・ソラリス」でのインタビューからどうぞ 紹介と粗筋はこちらから |
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『人類の長い午後』橋元淳一郎著 副題:ミレニアム・クロニクル 未来史の冒険「西暦3000年の世界」 '99/11/9、現代書林、1600円 兼業ハードSF作家であられる橋元淳一郎さんが書かれたノンフィクション の形態をしたSF? 粗筋は、「アニマ・ソラリス」でのインタビューからどうぞ SFのアイデアのネタ本としても大推薦できると思います。ヽ(^o^)丿 フェムトテクロジーとかメガテクノロジーなんてのは、まだ誰も使っていな い(今のところ私は読んだことがない)アイデアでしょう。 また人間原理を超えた超知性原理の発想も凄い! | |
『カメレオンは大海を渡る』ハヤカワ・ノンフィクション文庫 '03/6/30、660円 1,再び人間アラカルト 2,絶滅に向かうチンパンジーから不死身のウィルスまで 3,地球を診断してみれば 4,宇宙項は生きている 5,アインシュタインもびっくりの物理の世界 6,キュービットから株式市場まで―つきない数学の魅力 7,科学ゴシップ情報あれこれ 以前に刊行され好評を博した『シュレジンガーの猫は元気か』続編です。 | |
2004年版、NHK女性の手帳「進化する未来の恋愛」購入はこちらから→NHKのオンラインショップ | |
『短編ベストコレクション 現代の小説2000』 2000年5月31日、日本文藝家協会編纂、徳間書店、2700円 執筆者: 阿刀田高、伊集院静、難波利三、皆川博子、浅田次郎、久世光彦 車谷長吉、重松清、梁石日、山本文緒、内田春菊、西木正明 黒岩重吾、小池真理子、赤絵瀑、常盤新平、野坂昭如、藤田雅矢 長部日出雄、志水辰夫、内海隆一郎、清水義範 以上の錚々たるメンバーに伍して、我らが橋元淳一郎先生が 「エルティブーラの黙示録」で堂々の収録。 |
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2000年2月29日、1600円、早川書房 理科室でもできないことは・・・・・・頭の中で実験しよう というわけで、著者はドクターψといっしょに現代科学における難問奇問 に挑戦します。 ●本書で思考実験される問い ☆光合成人間は環境問題を解決できるか ☆そろばんは自己意識を持てるか ☆量子重力理論はいかにして意識と関わるか ☆喜怒哀楽は科学で説明できるか ☆紫外線の色は何色か ☆時間はなぜ過去から未来に流れるのか ☆整数世界でカオスは可能か SFマガジンの'93/1〜'98/12にかけて連載したコラム「疑似科学思考 実験」加筆・修正してまとめたもの。 頭の中だけで考え・発展させていくこの手法は、SFファンにも馴染みや すいものだと思います。特に日本人は、湯川秀樹さん以来の理論物理学 が育ちやすい土壌もありますし、科学・哲学ファンにはお薦めの一冊。 |
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