「久美沙織伝説」宇宙えすえふ短編小説集『星のキスメット』(1986年)
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『星のキスメット』
  美樹本晴彦メルヘン画集
 文・久美沙織
昭和61年8月1日発行
秋田書店 1800円
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こう見えて、実は短編小説集です。
これぞほんとの超レアもの、みんな知らないだろうこんなのあるのを! という一冊です。
イーエスブックスで久美沙織で検索をかけると「160」サツもあるとでるので「じゃーこれはあるかー、ないだろう?」って検索してみたら出たので(あまつさえ「お取り寄せ」になっている。ほんとか?)おもいだしたのです。
みきもとさんがメインであることからわかるようにアニメ雑誌の企画で、一年間、みきもとさんに「いっぱい絵をかいてもらう」条件で連作短編をやったわけです。
「ミキモト真珠島」「ミキモト宝石店」の連想から、12なら「誕生石でいっちゃえ!」ととっっっても安易な設定で、アニメによくある「かわいくてドジな妖精さん魔法使いさんが人間界にきてスッタモンダやる話」をやるはずだったのに、ふたりして、どんどん暗いほうへ暗いほうへひきずりあってしまいました。

中に、サファイヤの巻で、久美沙織のたぶん空前絶後の「宇宙えすえふ」(宇宙船の廃棄エネルギー流に乗って遊ぶサーファーというサイケなやつが主人公)もあったりして、実は、「めっかったらめっけもん」なのでした。

 星のキスメット  美樹本晴彦メルヘン画集  文・久美沙織
ISDN4-253-01066-0 C0071
秋田書店 1800円
昭和61年8月1日発行(初出は『マイアニメ』連作掲載)
「星のキスメット」でLPも出ているらしい……ほんとか?

》鏡よ鏡よ鏡さん、教えてくださいひとつだけ♪
》不思議な魔法の妖精に、遭いたい時はどうするの?♪)
(Webで検索するとこんな歌詞らしいです:雀部)

思い出した。その歌詞はわたしが書きました。曲もいっしょに思い出したところを みるとわたしが書いた歌だったりするのね……ひぇぇぇぇ!

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