「久美沙織伝説」その3(デビュー直後)
 確かに大学はミッション系だし、修道院付属女子寮に住んでましたが、ちなみに大学と寮は経営が別で(大学はイエズス会、寮はイエズス孝女会)寮にはいろんな大学のひとがいて(早稲田とか学習院とか女子美とかいろいろ)わたしは当時もいまも信者ではありません(笑)。

「信者じゃないニンゲンがいれていただいてもいいんでしょうか」とシスターに聞いたら
「他のなにかの宗派を寮のほかのひとたちに熱心に布教しないならかまいません」
といわれました。
さすが、聖書でも「愛と希望と信仰」と信仰が三番目に大事になる宗派(笑)
というか、もー充分おおぜい信者がいるのであまり勧誘する必要がない?
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1981年3月15日初版
文庫デビュー作『宿なしミウ』
宿なしミウのほうの収録作品は
「幕前の口上」……なにしろデビュー文庫なのでご挨拶
「宿なしミウ」……書き下ろし中篇
「俺たちに目出度目出度はない」
「バチェラー・パーティー」
でした。
 この頃の本にはまだISBNがついていませんがコバルトの古い番号でいうと88のAです。
あっしの固有番号は88番でした。
(e-NOVELSでも K008で、つくづくハチに縁があります。末広がりでめでてぇ?)
とーぜんのことながら26サツを越えるとアルファベットがつきるのでZのつぎはAA、AB、AC……ってやってたんですがいつの間にか「く1の数字(最初から数えてある)」になりましたね。
くのいちだくのいち(笑)