2007年8月分 |
今年は凄い猛暑でしたね。これでも、地球温暖化には何の根拠もないと主張する人の気がしれません。ぼくもへそ曲がりで、多数意見には、つい反論したくなるのですが、環境問題は別です。 |
●8月1日(水) 六甲山麓に越して来て、ちょうど1年。 読書、ビュトール「時間割」。 |
●8月2日(木) 短篇「球形世界」の掲載された「SFJapan」2007summer着。 連れ合いとランチ。芦屋浜「イグレック」。ヨット・オーナーの会員制クラブだそうだが、予約すればランチはok。まぁ、ひやかしですが。 |
●8月3日(金) 「単位が取れる電磁気学演習帳」、見本が届く。売れてくれますように。 |
●8月4日(土) 夕方から家族で六甲アイランドへ。三宮メリケンパークの花火大会を見ようという魂胆である。 現地は人が多すぎる、ここからなら見えるはずと連れ合いが選んだ場所は、埋め立て地南端の辺鄙な埠頭である。誰もいない。大丈夫かなと思いつつも、運転は連れ合いにまかせてあるので、日の沈まぬうちからビールを飲み始める。気がつくと、いつの間に集まったのか、我々の回りに数百人の群衆が、同じ方向を向いて群れているではないか。一番乗りした我々が特等席であった。しかし、天候風向き芳しくなく、始めはよく見えたが、やがて花火は霧と煙の中に霞んでしまった。 |
●8月6日(月) 前期レポートの採点。仕事とはいえ、やれやれである。 夕食当番。お好み焼き。近頃、腕を上げる。 |
●8月7日(火) 前日に引き続き採点。 久し振りに酒飲まず。 |
●8月9日(木) 午前中、東進衛星予備校収録準備。 午後からヘアカット。 夜、BS再放送だが「ちあきなおみ」。 |
●8月12日(日) 家族で連れ合いの三重の実家へ。車で。名阪道、さほど渋滞なし。 |
●8月13日(月) 昼はうなぎ。夜は温泉。 |
●8月14日(火) 神戸に帰る。 「時間はどこで生まれるか」の重版(6刷)連絡。ついに5万部突破である。 |
●8月16日(水) 連日の猛暑。埼玉と岐阜で40.9度の日本記録。この山奥でも、30度を超える。とても別荘地の気温ではない。 |
●8月19日(日) 京都へ墓参り。往路、名神で覆面パトに捕まる。あの天下の名神をトロトロ113キロで走っていて、スピード違反だと? 3車線の路肩に誘導されるが、側を120キロくらいでトラックがバンバン走る。あれこそ違反ではないか! 危険きわまりない。何か間違っているのではないか、お巡りさん。とは言わずに、おとなしく反則切符を戴く。泣く子と官には勝てぬのだ。 |
●8月23日(木) 上京。東進衛星予備校、収録。 |
●8月25日(土) 朝から大阪城ホール。大学入試フェアのため。向いブースの某有名綜合大学でも2名しか来ていないのに、なんでうちは4人も雁首を並べているのか。 |
●8月26日(日) 朝からオープン・キャンパスのため出校。おかげで、まるまる4日間、仕事にならず。 |
●8月27日(月) 書斎で寝ころんで本を読んでいたら、ムカデが太股を這っているではないか。本の背で叩き落としたら、意外に簡単にくたばったが、その後、右手甲にひどい湿疹状態になった。うーむ。今年は減ったと思っていたが、油断禁物である。 |
●8月28日(火) 湿疹、引かず。 「カリスマ先生の物理」が重版になるとの連絡。 |
●8月30日(木) 今日から横浜では、日本初のワールドコン。今は自分が書いたもの以外、SFは内外ともほとんど読まなくなってしまったので、参加資格もないのである。思えば、まともに参加したSF大会は、大根1くらいのものだった。 廊下に巨大なゲジゲジ出現。害はないというが、こう堂々と歩かれては、ほっておくのも職務怠慢に思えて、氷殺。 判子を押すだけのため、夕方から出校。せっかく大阪まで出たので、連れ合いも一緒にその足で堺の「みみう」へ。 |
●8月31日(金) 連れ合いは三宮「スタィンウェイ・サロン」へ。 夜、wowow「ローマ」。今週よりカエサル暗殺後。 暑い夏だったが、仕事(執筆)の進捗はまずまず。例年、夏休みは仕事が出来ないもの、それは怠け心のせいだと思っていたが、そうではなくやはり暑さのせいなのだ。今年は、下界より5度も低い山奥で、さらに全館空調の効いた家の中で過ごしたおかげで、淡々と仕事を続けることが出来た。昔、渡辺昇一が書いていたように思うが、知的仕事にとって環境はきわめて重要なのだ。当たり前だが、それを実感。 |
ご意見、ご感想は、掲示板からどうぞ! |