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9月も執筆に追われて過ぎました。少なくとも来年3月くらいまでは、こんな調子でしょう。 執筆の合間に、楽しいことやら、腹の立つことやら、単調に見えてまずまずの人生でしょうか。 |
●9月1日 連れ合いとイシハラ・ホール「田尻洋一音楽の集い」に参加。 |
●9月3日 暑さのせいか、終日、何もやる気が起きず。 読書、チャンネ・リー「最後の場所で」 京大学園祭の実行委員会から講演依頼あり。最近、人間社会とはどうも歩調が合わないので、こっそり参加できるもの以外の会合には臆病になっている。よく考えて返事をすることにしよう。 |
●9月5日 SFマガジン連載「プラトンの洞窟」(47回)、二股脳梁なるものをでっちあげ、なんとか送付。 |
●9月6日 連れ合いとオーキッド・コート「去来花」でランチ。 単行本4本の並行執筆は、どうも能率が悪いので、まずはS社「相対論」に集中することにする。 |
●9月7日 終日、「相対論」執筆。 |
●9月8日 終日、「相対論」執筆。 |
●9月9日 集中講義のため出校。3日連続である。 |
●9月10日 内分泌外科連載「サイエンス・コラージュ」の原稿、なんとか仕上げて送付。テーマは「似非科学と科学者」 |
●9月11日 「相対論」執筆。5節までメールにて送付。 |
●9月12日 連れ合いと「みかげ館」にてランチ。ここの肉の味は値段の割に結構美味く、ベジタリアン志向のぼくでさえお気に入りである。 |
●9月13日 NTT、AT’s連載「未来.com」、テーマcomplex、悪戦苦闘しながら仕上げて送付。 深夜、ケーブルTV、映画「大菩薩峠」など見て、結局就寝は朝の5時。 |
●9月14日 京大11月祭の講演は、迷ったが、けっきょく引き受けることとする。久しぶりの母校の見物程度に考えておけば、厭な思いをすることもないだろう。 |
●9月15日 終日、「相対論」執筆。 |
●9月17日 大学、後期授業の開始。やれやれである。 |
●9月18日 「相対論」執筆。 読書、トインビー「歴史の研究」 風呂上り、連れ合いとビデオ「拳銃無宿」 |
●9月19日 「相対論」執筆。 ビデオ「拳銃無宿」。最初はダサイ昔の西部劇と言っていた連れ合いが、スティーブ・マックィーン演じるジョッシュ・ランダルをすっかり気に入ってしまう。 |
●9月20日 「相対論」執筆。 夜、「去来花」でワイン・パーティー。いつものごとく料理もまた最高である。隣席はスイス人技師のご夫妻。音楽の話題に花が咲き、楽しい一時。陳舜臣さん御夫妻もご出席であった。 |
●9月21日 東進衛星予備校、冬期テキスト原稿にとりかかる。 |
●9月22日 風強く、北隣の小学校の校庭の砂が舞い込み、家中砂だらけ。 「相対論」執筆。 東進、冬期テキスト原稿、一気に脱稿。 |
●9月23日 「相対論」執筆。 東進衛星予備校、収録準備。大学授業の準備など、休む暇もない。囲碁もヴァイオリンも永らくご無沙汰である。 |
●9月24日 火曜日は授業が3コマもあり、疲れるばかりである。やれやれ。 帰宅後、東進収録準備。 |
●9月25日 「相対論」執筆。 集中講義の採点、済ませて教務課提出。 |
●9月26日 「にしむら珈琲」御影店でミニ・コンサート。vn前田悦代、ob佐野薫子、p橋元泉穂、曲目はショパン ワルツ、バラード、 ブロッホ ニーグン、マスネ 「タイス」の瞑想曲、エルガー 愛の挨拶、など。聴衆10名のアット・ホームで品のいい集い、至福の一時であった。夕食は有志で同店「みかげ館」のステーキ。 |
●9月27日 東進衛星予備校収録のため上京。連れ合いは京子を実家に預けたあと、伊丹から飛行機で上京。銀座でジャズライブを聴くとのこと。大阪でのライブとは雰囲気が違うらしい。東京は、もうかりまっかの大阪に比べれば、芸術家には住みよい街である。深夜、吉祥寺第一ホテルで合流。 |
●9月28日 東進収録、連れ合いはモニターで見物。夕食は東京駅地下の「けやき」という和食店に入る。味は大したことがなく値段は一人前。大阪なら値段で客が来ないだろうし、神戸なら味で来ないだろう。それが、なんと常連らしき客で満席に近いのである。何と言うべきか。 |
●9月29日 東京出張の疲れもとれぬまま、連れ合いと、東灘区のとある催しに出席。「文化」という名がついているので、品のいいレベルの高い会合を期待していたのだが、主催者側のがさつでデリカシーに欠けた運営に唖然。早々に退却。神戸もいろいろである。 |
●9月30日 「相対論」、脱稿まであと一息である。 神戸に引っ越して以来、由緒あるコープ神戸(生協)に出資金を出して利用してきたのだが、最近はサービスの悪さに腹立つことばかり。競争相手がいないためにタガがゆるんでいるのだろう。退会することとする。 |
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