橋元淳一郎の月例報告18回目、2001年10月分 
 10月は大忙しでした。おかげで酒の量は減り、体調は良好です。年内に量子
力学の本も出そうで、この忙しさも報われそうです。売れなくてはしょうがないの
ですが……。
●10月11日
 夜まで会議で、仕事にならず。
●10月12日
 「量子力学」(前月まで物理Bと表記)原稿執筆2時間。
●10月13日
 日本ペンクラブの京都例会(南禅寺「洛翠」)に連れ合いと出席。この数年、会
合はすべて欠席なのだが、妻が「物書きとはどういう人種か見たい」というので出
席する。
●10月15日
 「量子力学」2時間。76節中53節まで送付。
●10月16日
 「量子力学」3時間。
●10月17日
 「量子力学」2時間。
●10月18日
 「量子力学」1時間。
●10月19日
 「量子力学」2時間。
 ヴァイオリン、レッスン。12月1日が発表会というのに、このところ全然練習で
きず。どうなることか。
●10月20日
 「量子力学」2時間。
●10月21日
 「量子力学」3時間。とりあえず一通り脱稿。あとは修正のみ。
●10月22日
 東進衛星予備校の新しい講座(難関大物理)のテキスト作りに取り掛かる。息
つくひまもなし。
●10月23日
 連れ合い、いずみホールにルプーのピアノ・リサイタルを聴きにいく。おかげで
京子の世話を一手に引き受ける。
●10月24日
 教授会。
●10月25日
 入試(指定校)のため朝早くから出校。やれやれである。
 週末の大阪市民公開講座の準備、2時間。
●10月26日
 学園祭の準備と判定教授会のため出校。
 公開講座の準備、2時間。
 SFマガジン12月号連載『プラトンの洞窟(36)ハイデガーは終着点か、出発
点か』
●10月27日
 学園祭。
 大阪市民公開講座は、お年寄りばかり7、80人。講演の題目は、「21世紀
の生命技術を考える」。あまりに過激な話なので、みなさん目を丸くしていた。
今夜、心臓発作で亡くなる人が出るのではないか……。
●10月28日
 きょうも学園祭で出校。家族も一緒に。
 学園祭企画の「川畠成道ヴァイオリン・リサイタル」を聴く。正確無比の演奏だ
ったが、連れ合いはあまり感激しなかったようだ。
 東進ハイスクールのテキスト原稿、2時間。
●10月29日
 東進テキスト原稿、2時間。
●10月30日
 「量子力学」3時間。なんとか脱稿、ほっとするが、編集者から、4章は難しす
ぎるとのメールあり。量子力学は難しいものなのだ。
●10月31日
 東進テキスト原稿、2時間。
●11月1日−2日
 東進衛星予備校収録のため上京。今回より、来春スタートの「難解大物理」の
収録に入る。
 阿部君、連絡しなくてごめんなさい。最近、あまりに忙しくて、趣味の囲碁の本
を読む時間もないくらいなのです。
●11月3日
 久しぶりに家族でオーキッドコート「去来花」。ワインとステーキ。
●11月4日
 「力学」(前月まで物理Aと表記)の第3章仕上げて、メールで送付。年末脱稿、
難しいかも知れないが、この辺で送っておかないと、編集者からきついお叱りを受
けそうなので。
●11月5日
 推薦入試の調査書採点のため早朝より出校。やれやれである。
 「NTT AT’s」連載の掲載誌着。タイトルは、「知力なき、怠惰な午後のような
未来」。
●11月6日
 私的な用事で大忙し。
●11月8日
 SFマガジン連載原稿、なんとか仕上げて送付。ほっとしてリビングでコニャック
を飲んで、気づいたら朝だった。
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